飛騨高山・・・四季折々の風物詩
飛騨高山に城下町が築かれたのは、戦国の武将金森長近が天正13(1585)年飛騨を平定し、高山城(現在の城山公園)を築城した時である。
城下は、宮川と江名子川に囲まれた地域に商人を住まわせる京風の町並みを整備し、江名子川東岸に寺社を建立移築したのが東山寺町の始まり。
金森氏の6代107年にわたる治世のあと、天領といわれる幕府直轄地となり高山陣屋が設けられて、明治維新まで郡代が治めた。
こうした時代を越えて、上方文化と燗熟した江戸文化を取り入れた独自の文化が育まれた。
飛騨の匠の技術による見事な町家建築、さらには"動く陽明門"の趣がある高山祭に曳き廻される絢燗豪華な屋台がそれである。
歴史と伝統を今に伝える飛騨高山は、四季折々の風物詩にも出会える街である。
宮川の河畔と高山陣屋前で開かれる「朝市」を始め、市の郊外にある「飛騨民俗村」へも出かけたい。
「飛騨の里」では、一位一刀彫や染色、ロクロを使って木地椀や盆をつくるこまやかな手作業に、伝統の技を見る思いがする。