とある女の子 7
たいていは妹の方が早く目が覚めて、まだ自分ではベッドから出られないので大声でママを呼ぶ。
前の晩、ディナーに出かけて帰りが遅かったママとパパも本当は全然起きたくないが、少なくとも会社勤めのママは頑張って起きる。
妹の方の着替えや何かを済ませてから「怠け者の姉」をたたき起こし、ただでさえ寝起きが悪く不機嫌なところへ「今日は何を着るか、頭にはどの髪飾りをつけるか」で一悶着を経た後、ようやく家族揃ってキッチソのテーブルへ。
大急ぎで子供たちに朝食を与え(平日はシリアルとミルク。クロワッサンとかブリオッシュなどは週末にしか食べない)、その間、母親がいそいそと身支度をします。
彼女の方はコーヒーとせいぜい前日の残りのパンをかじるくらいでした。